ご無沙汰の更新になってしまいました。
ちゃんと生きております。
前回Nikon Z30に関する記事を書き、色々いじくり回しておりました。
詳細なレビューなども考えておりました。
しかし諸々些細あり、このたびSonyのミラーレス一眼カメラ「α6600」を購入、
Nikon Z30は手放すことになりました。
心変わりが早すぎることは重々承知しております笑
いえね、Z30も良かったんです。
エントリー機であることを感じさせない質感の高さや無骨なデザイン、シャッターフィーリング、動画機としての使いやすさなどなど、画質以外にも良さがありました。
EVFがないことを除いては…。
前回の記事でそこは携帯性重視することから問題なしとしていましたが、甘かった…。
思った以上にピーカンに弱かった。
某有名漫画のようですが、太陽が弱点なのでした。
写真というものは光の芸術とも言われ、明暗さ・立体感など諧調豊かに表現するために明るさは必要不可欠な要素ですが、液晶ディスプレイのみでその役割を果たすには荷が重すぎました。
『晴天下では撮影する上でディスプレイが視認しづらい』
『マニュアル撮影時にピントが合っているかわからない…』
これまで意識せずにEVFのみで撮影しており、今回Z30を手にして初めて液晶ディスプレイと向き合い上記を感じました(笑)
そもそもここまでディスプレイが見づらくなると思ってもいなかった。最初は購入した手前、多少見づらくても慣れるだろうと考えるようにしておりましたが無理でしたね^^;
慣れるどころか日に日にストレスが蓄積されていきました。
そもそもメーカーの公式サイトを見れば一目瞭然なのですが、ターゲットはスマホで写真を撮っていてディスプレイを確認しながら撮影することに慣れているユーザーがステップアップで高画質な写真(あと動画)を手軽に撮影できるという位置づけのモデルのよう。
今更ですが、EVFが当たり前になっている自分には初めから合っていなかったですね(^◇^;)
吐き出す絵はとても良いんですがね…(人肌以外は)。
だったら価格的にZ 50やZfc辺りに移行すれば良いのになぜソニー機?と思われるかもしれません。
実はもう1点ストレスに感じていたことがありました。
AFがモッサリ遅い。
当方Canon EOS RPも所持していたこともあり、このAFに慣れていたためか遅く感じました。
RPも爆速と言うほどではありませんが、Z30は明らかに合掌がモタつきます。
このせいで結構子供のシャッターチャンスを逃しましたね。
…なんだかZ30のディスり記事になってしまっていますが、価格とバランスを考えればとても良くできたカメラだと思います。
実際細かい部分にこだわらず、旅行などの記録として使う分には全く問題なく、コンパクトさも相まってとても良い相棒になるでしょう。
あとはメインのフルサイズ機を持っていて、サブで気楽に撮影できるカメラを探している人などにもお勧めできそうです。
ここからα6600を選択した理由について書いていきます。
今回当方の条件としては、Z30を選択した時と変わらず以下の3点です。
『4歳以上の縦横無尽に動き回る子供の撮影などで重くなりすぎないシステム』『手軽に動画も撮影したい』『記録写真の他、作品作りにも使えるレベルの写真が撮れるポテンシャルを持っている』
フルサイズではどうしてもサイズが大きくなり取り回しに苦労しますし、かといって廉価のモデルでは後々物足りなさが露呈してくるかと思いました。
各メーカーのカメラを調べ回った結果、AF速度に定評があり、動画もいける、一応ソニーのαシリーズAPSーC最上位モデルとなっている本機を選んだ次第です。
(発売から約3年半たっており、α6700の噂も出ていますが遅ればせながら・・・)
以下はSIGMAの30mm F1.4 DC DN Contemporaryを装着している状態です。
ボディーはマグネシウム合金を使用しており剛性に優れているため、望遠レンズでも不安はありませんが、比較的小型なのであまりかさばらないレンズと組み合わせてこじんまりとしたシステムで運用しても良さそうです。
液晶ディスプレイは180度チルト可動式で、完全にレンズ側に向けることも可能です。
あまりやりませんが自撮り等でも活躍しそうです。
バッテリーは前機種のα6500からグレードアップし、フルサイズのα7シリーズで使用されているZバッテリー(NP-FZ100)が共通で使用できます。
これすごいです。めっちゃ持ちます。
そしてバッテリーが大型化したことで、グリップも大きめに。
撮影時に深く握れ、安定させやすいです。
個人的にここだけ気に入らない点です。
アイピースカップに埃がやたらと付着します。
バッグなんかに放り込んでおくと写真の通りに。
以前使用していたCanon機はこんなにならなかったんですが・・・。
素材によるものかと思いますが、改善してほしい点です。
ともあれ、この子の性格はじっくり撮影しながら理解していきますが、作例を数点。
キットレンズである高倍率ズームSEL18135とSIGMA30mmの混在です(;^_^A
ちなみに全てjpegの撮って出しです。
描写は全般的に解像度が高く、コントラストは自然であっさり目の印象を受けます。
曇天下(1~2枚目)では暗めの描写が強調されがちなため、露出を+に調整する必要がありそうです。
晴天下など光量が十分得られる状況では、自然かつクリーンな描写が得られました。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
次回もお会いできたらうれしいです★