ファインダーレスのAPS-C(DXフォーマット)エントリーモデルです。
vlog向けカメラとして8月に発売されました。
詳細スペック等は割愛しつつ、あえてフィーリングメインでお伝えしていきます。
結局道具ってスペックも大事ですが、見た目とかイメージとか感性を大切に選んだ方がお気に入りになる確率が高いんですよね。
モード切り替えダイヤルはモダンな印象で、アクセサリーシューはありますが外付けEVFはありません。
また、vlog向けとのことで上部にステレオマイクが搭載されており、外部マイクを使用せずとも音質の良い動画が撮れる仕様になっています。お手軽。
サービスでSmallRigのウィンドマフがついてきました。こちらは屋外で動画撮影する際の風切音軽減用です。まだ試してみていませんが見た目はかわいいですね。
いいなと思った点として、左側のストラップホール付近に角度がついており、縦持ちした際に手に馴染みます。
それからグリップが深くてしっかりとカメラを固定できる。
ホールド感は撮影の際に結構重要要素なのでこれはよい。
それから個人的に一番重宝しているのはUSB-C対応ということ。
しかも撮影しながらの給電も可能!
お馴染みの赤いラインもさりげなく。
装着しているのは「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」です。
沈胴式と言われる方式で、画角数値のところまで回転させレンズを繰り出してから撮影するタイプです。
キットレンズなのに解像度・表現力が高く、しかも小さい優秀な標準ズームレンズ。
以下、作例を示します。(すべて撮って出し)
作例1
作例2
作例3
作例4
作例5
いかがでしょうか?
綿密な描写と色合いはさすがNikonといったところです。
正直Z30はこのレンズさえあれば良いのではと思っています。
(そう言いつつ今後単焦点レンズ等発売されたら買ってしまいそうですが)
ちなみに、もう一つのキットレンズである「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」を装着するとこんな感じです。Z30のボディにはアンバランスですな・・・。
ズームMAX時
うん、似つかわしくないww
マウント部分からベキッと折れてしまいそうです( ;∀;)
初めてのZシリーズということもあり、レンズ資産を増やしたくてダブルズームキットを選びましたが、Z30は小型ボディでしかもファインダーレス。望遠はちと荷が重いですね。やっぱり街中スナップや旅行のお供、vlogがメインですな。
この望遠レンズのレビューはまた別の機会にじっくり書きたいと思っています。
色々と書いてきましたが、このカメラは買って良かったと思っています。
なぜなら当方の購入動機は2つあり、そのどちらも現状満たしていそうだからです。
1つ目は、
「子連れレジャーで気軽に撮影でき、動画もいけるやつが欲しい」。
これまでCanon EOS RPとOMシステム OM-D EM5 MarkⅢを使用していましたが、どちらも上記動機の立ち位置としては微妙でした。
その点、Z30であればファインダーレスでスマホ感覚で撮影でき、大きなカメラ特有の威圧感が少なく、写真と動画どちらにも対応できます。
2つ目は「昔使っていたNikon機の色味と操作性が忘れられなかった」。
以前D5300というNikonの一眼レフを使用しており、諸事情で手放してしまったものの自然な色味は他のどのカメラよりも好みだったんです。
Z30は作例でも示した通り、自然な色味で描写性能が高く、期待通りの絵作りでした。
そしてなにより、出掛ける時にカバンに入れて常に持っていたいと思わせてくれるカメラでした。(これは個人差があるかな?)
これこそフィーリングの部分かなと思いますが。
今後星空Café「綴」でもこのカメラをメインに写真を掲載していきつつ、
気になる点や設定に関する記事も書いていこうと思っています。
それでは、またご来店ください☕